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売れる画家になるにはどうしたらいいの?

売れる画家になるにはどうしたらいいの?

画家が売れるために必要なこと

自分の絵を売って生活をしていきたい。

画家やイラストレーターを目指す方でしたら誰もがそのようなことを夢に見ると思います。

しかしそれらは簡単なことではありません。

単に上手な絵を描けば生活ができるということはありません。

画家が売れるには様々な取り組みが必要です。

絵を描くことだけではなく、自己宣伝や営業活動も重要です。自分の作品を知ってもらうためには、積極的に作品を公開し、関連イベントに参加する必要があります。このプロセスでは、ソーシャルメディアの活用が特に効果的です。フォロワーを増やし、定期的に作品を投稿することで、徐々にファンベースを構築していくことができます。

ギャラリー展示とオンライン販売を組み合わせることで、物理的な場所とデジタル空間の両方で作品を展開することができます。また、ファンとの交流を深めるために、ワークショップやライブペインティングイベントを開催するのも良い方法です。

一つ一つの取り組みを戦略的につなぎ合わせて、継続的に行っていくことで、売れる画家・イラストレーターになって行くことができるでしょう。

結局のところ、売れる画家やイラストレーターになるためには、絵を描く技術以上のものが求められます。それは、自分自身と作品を市場に適切に位置づけ、価値を高めていくプロセスです。この道のりは一人ひとりによって異なりますが、根気強く、戦略的に取り組むことで、目標を達成することができるでしょう。そして、その過程で得られる経験は、私たちのアートをより豊かにし、私たち自身を成長させるものだと思います。

画家が売れるための絵画の営業

「いい作品を作っていればいつか誰かの目に留まって売れるだろう。」

そう考える方は非常に多いですが、やはり地道な営業活動を行うことで作品が売れていく事が多いと言えます。

「 絵画の営業」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、まずは自分の世界観や作品を人に知ってもらい、その良さをわかっていただく仕事だと思えば、イメージがわきやすいと思います。

特に無名の画家さんの場合そもそも存在を知らなかったというケースが非常に多く、これではどんなにいい作品を作っていてもそれらが多くの人の目に余る機会は少ないといえるでしょう。 画廊やギャラリーで展示会を行い その機会に出会ったお客さんやコレクターの方を巻き込んで自分のファンにして行き、実際にご購入いただいたりオーダーメイドを受け付けたりして販売活動を行いましょう。

一つの戦略としては、自分の作品がどのような人々に響くのかを理解し、ターゲットとするオーディエンスに合わせた作品を制作することが挙げられます。また、SNSを活用して作品の露出を増やし、ファンを増やしていく方法も有効です。重要なのは、自分自身をブランドとして確立し、そのブランドをコンスタントに市場に提示し続けることです。

このプロセスは決して簡単ではありません。挫折感を味わうこともあれば、自分の作品やスタイルに疑問を持つこともあります。しかし、この過程を通じて得られる経験は、私たちのアートをより豊かにし、私たち自身を成長させてくれます。私は、自分の作品が少しでも多くの人に届き、影響を与えることができればと思っています。そして、売れる画家やイラストレーターになるためには、このような自己位置づけと価値向上のプロセスを大切にしていくことが重要であると思います。

結局のところ、売れる画家やイラストレーターになるためには、絵を描く技術以上のものが求められるのです。それは、戦略的な思考と自己成長の旅です。この道のりは一人ひとりによって異なりますが、根気強く、前向きに取り組むことで、達成することができるでしょう。そして、その過程で得られる経験は、私たちのアートをより豊かにし、私たち自身を成長させる貴重なものであると私は信じています。

画家・イラストレーターのファン獲得の方法

画家やイラストレーターとして活動していくにあたりファンの存在は欠かせません。

まず一番手軽にできるのは、 SNS を使ってネットで発信していくことです。 Twitter や Instagram などを使って自分の作品を発表していくことで多くの人の目に触れることが叶います。

まず、SNSを活用することの利点は言うまでもありません。TwitterやInstagramなど、多種多様なプラットフォームを通じて、自分の作品を世界中に発信できます。Twitterは拡散力に優れており、Instagramでは作品の魅力をじっくり伝えることができます。どのプラットフォームを選択するかは、自分の作品がどのような層に受けるのか、ということを考慮に入れるべきです。一般受けを狙う場合はTwitterのような拡散力の高いプラットフォームが有効で、特定の審美眼を持つ層にアプローチしたい場合はInstagramのようなプラットフォームが適しています。

特に自分の絵がどのような層に受けるのかということを考え、 SNS を選ぶべきでしょう。いわゆる一般受けをするタイプの絵でしたらツイッターなどの拡散力が広がるタイプ。わかる人にだけわかってもらえればいいというタイプの絵画であれば Instagram などでじっくり見てもらうことが必要です。これらはもちろん複合的に行い様々なタイプのSNSを介して人に見てもらうことが大切です。

しかし、SNSだけに頼るのではなく、ギャラリーでの展示も同時に行うことが重要です。ギャラリーでの展示は、SNSでは届かない層、特にアートコレクターなどの審美眼を持つ層に直接作品を見てもらう絶好の機会です。また、展示会ではファンと直接対話することができ、彼らからの直接的なフィードバックや意見を受け取ることができます。このような交流は、作品の質を向上させるだけでなく、ファンとのより深い結びつきを生むことにもつながります。

私自身の経験からも、SNSでの発信とリアルな展示活動は、互いに補完し合うものであると感じています。SNSで注目を集めた作品を実際に展示することで、より多くの人にその魅力を伝えることができ、逆に展示会での反響をSNSでシェアすることで、ファンとの交流を深めることができます。この二つのアプローチを組み合わせることで、アーティストとしてのブランドを確立し、より広い層に自分の作品を届けることができると思います。

最終的に、画家やイラストレーターとして成功するためには、技術的な向上だけでなく、ファンとの関係構築も同じくらい重要です。SNSとリアル展示の両方を活用することで、自分のアートを広く伝え、支持者を増やしていくことができるでしょう。そして、それが私たちのアート活動をさらに豊かなものにし、長期的な成功へと導く鍵だと私は思っています。

売れるために絵の価値を上げる

また売れる画家になるためには絵の価値を上げることが大切です。

これは絵画作品自体のクオリティを上げるために切磋琢磨する事はもちろん、 値段の付け方を考えていくことで作品の価値を上げていきます。

作品の価格設定を戦略的に行うことによっても達成されます。株式市場のように考えると、企業が時価総額を高めて資金調達を行いやすくし、その投資でさらに企業価値を高めるのと同様に、画家も作品の価格を高めることで自身の制作環境を改善し、今後の活動を容易にすることが可能です。

さらに、単に作品を売るだけではなく、作品を複製して様々な場所で販売することも大切です。これにより、一つの作品から複数の収益源を確保することができます。

また単純に描いた絵を売ると言う視点ではなく、描いた絵を複製して様々な場所で販売して行くと言う視点で販売を行っていくことも重要です。 

絵を売るために価値を感じてもらう方法

前述のように、画家として売れるためには絵画作品に価値を感じてもらうことが非常に大切です。

漠然とした話のように聞こえるかもしれませんが、 自分の世界観を表現したものを、相手の心に届けた時に発生する価値ということです。

技術的な要素はもちろん、なぜ自分がその作品のモチーフに取り入れたのか、なぜこのような表現を行ったのかと言うことをお客さんにしっかりと伝えた上で、 そこに共感や感動を感じてもらったところに価値が発生して売れていくのだと思います。

この記事を書いた人
ArtLibの長岡です。 アートイベントの取り仕切りを10年にわたって続けてきました。 現在は百貨店のアートギャラリースペースにて、作家さんの展示会場の運営を行っています。 絵画を年間2000万円の絵画を販売して、学んだことを公開していきます。