アーカイブ外注でよくある見積もり項目と費用内訳
外注すべきか?自分で作るべきか?費用対効果で判断する方法
アーカイブ導入を検討するとき、最も判断が難しいのが「費用感」です。
AtoM や Omeka S はオープンソースで無料のソフトウェアですが、
導入・設計・移行・運用 には必ずコストが発生します。
重要なのは、
「高いか安いか」ではなく
「何にいくらかかっているのか」を理解すること
本記事では、小規模ギャラリー・資料館・自治体を想定しながら、
AtoM / Omeka S 導入時の見積もり構造と参考価格を整理します。
という傾向があります。
AtoMは、
といった 「業務アーカイブ向け設計」 を前提にしています。
そのため、
といった 人件費=設計費 がどうしても発生します。
一方で Omeka S は、
しているため、
「まず見せる」ことに特化した最小構成が組みやすい のが特徴です。
AtoMの見積もりは「幅が広い」のが特徴です。
これは どこまで“本気のアーカイブ”を作るか によって変わります。
以下、内訳を見ていきます。
AtoMは比較的サーバー要件が高く、
が必要です。
費用に含まれることが多い内容:
※ クラウド(VPS)を使う場合、
月額1,000〜3,000円程度のランニングコストが別途発生します。
資料点数によって大きく変動します。
内容としては、
など、「人が触らないとできない作業」が中心です。
AtoM導入で 最も重要かつ軽視されがちな項目 です。
含まれる作業:
ここを削ると、
「動くけど使えないアーカイブ」 になります。
Omeka Sは 構成次第で非常にコンパクトに始められる のが特徴です。
AtoMに比べて、
ため、初期費用を抑えやすいのが特徴です。
目的:展示記録と作品情報を整理・公開したい
👉 20万〜30万円前後
その後は、
を 自分たちで運用 することでコストを抑えられます。
目的:保存+公開の両立、長期運用
👉 80万〜150万円前後
一見高く感じますが、
という点を考えると、
単年度事業としてはむしろ現実的な金額 です。
という 段階導入 が最もコスパが良い。
というハイブリッド型は非常におすすめです。
役割分担をすると、
無駄な機能実装費を削減できます。
AtoM / Omeka の導入費用は、
によって 大きく変動 します。
重要なのは、
見積もり金額そのものより
「何にお金を払っているのか」を理解すること
です。
この考え方を軸にすれば、
見積もりに振り回されず、納得感のある導入判断ができます。
▶ デジタルアーカイブ化を「導入すべきかどうか」から検討されたい方はこちら
※現状の運用を前提にご相談を承ります